コロナは一旦落ち着きつつありますが、仕事上でのWEB会議、友人とのTeamsでのWEB飲みが引き続き続いているため、できるだけ使いやすいBluetoothのヘッドセットが欲しくなり、骨伝導のイヤホンを購入してみました。今回購入したのはBearoamのC7というモデルです。
骨伝導イヤホンとは?
カナル型やオープンエアのイヤホンは耳の中にイヤホンを入れます。というかそれがイヤホンとしては主流というか当然でした。
カナル型は耳栓のようにイヤホンで耳を塞ぐため音漏れも少なく臨場感のある音が出せる代わりに、周りの音が聞こえにくいという欠点があり、人によっては耳が痛くなるというので嫌うタイプもいます。
オープンエアーのイヤホンを好む人もいますが、音漏れがあるので今はカナル型が主流のイメージがあります。
そして骨伝導イヤホンは、耳に直接スピーカーを入れません。
耳に引っ掛け、音が出る部分は耳の横こめかみの辺りに当てます。
その振動で骨を震わせて聴覚神経に伝導させる振動で音を伝えるという仕組みで、耳を塞がないので外の音も聞こえるというメリットがあります。
開封してペアリング
開封
ヘッドセットの化粧箱って店頭でより目立つためデザインに力入れてる製品が多いイメージがあります。
ヘッドセット本体と充電ケーブル(MicroB)耳栓が入っていました。
耳栓は何に使うのか。音楽に集中する時、耳栓で周囲の雑音をシャットアウトしてねという意図でしょうか。
赤で囲んだ部分が電源ボタンです。
長押しで電源が入り、そのままペアリングが始まりました。
PC2台、手持ちのスマホ(Xperia 5 II)でペアリングしました。
会話テスト、youtubeを視聴など色々試しましたが、ヘッドセットとしての動作には全く問題ありませんでした。
ただ、耳に入れない骨伝導イヤホンって最初は不思議な感覚です。
ちゃんと音が聞こえるのが不思議・・・
優れている点
・マルチポイントかつ自動接続
今使っているカナル型のBluetoothヘッドセットはマルチポイントには対応しているものの、自動で接続してくれないタイプでした。これは骨伝導だからというよりはBearoam C7の特徴になりますね。
・眼鏡の上から装着可能
耳に直接入れないのでカナル型に比べると耳が疲れません。眼鏡の上からでも装着できるのも○です。
・装着感、フィット感よし
顔を思い切り振ったり、トランポリンで跳ねたり走ったりしてみましたがズレたり外れることはありませんでした。
・周囲の音が聞こえる
カナル型ってほぼ耳栓なので、集中していると声を掛けられても気が付かないこともありますが、骨伝導タイプであれば周囲の音が聞こえます。突然宅配便が来てもチャイムが聞こえるので安心かなと。
いまいちな点
・音漏れが結構ある
それなりに音が漏れます。ボリュームを上げたら電車で使うにはちょっと厳しいかなと思います。
・音楽を聞くにはちょっと・・
低音も足りないですし、周囲の雑音が入るので音楽をガッツリ聞くには適していません。
音楽を聞くときは素直にカナル型を使えば良いかなと。
今まではカナル型の↓のタイプを使用してきましたが、音楽を聞くには値段も手頃で丁度いいですし、数年使っていますが故障することもなく使えているのでオススメです。
ただ、周囲の音が聞こえるのは逆にメリットも有り、安全面といった点から外でランニングする際に骨伝導イヤホンを使うのはアリだと思います。
欠点として書きましたが、そもそも骨伝導イヤホンとは「こういうもの」なのかなと思います。
・仰向けで寝転がれない
頭の後ろに引っ掛けて使うタイプなので、寝転がって動画を見たり、、という使い方には向いていません。
・充電がMicroB端子
うーん、、ヘッドホンの充電はタイプCが少ないような気がします。
以前購入したゼンハイザーのワイヤレスヘッドセットもMicroBでしたが、なかなかMicroBが手放せないですね。
骨伝導イヤホンを購入してみて
イヤホンはその仕組みによって向き不向きがあるので、私は電車通勤で音楽を聞くときはカナル型のヘッドセットを使い、PCでWEB会議やWEB飲み会の時に骨伝導イヤホンを使っていこうと思います。
結局、このように用途、目的でシチュエーションで使い分けができればOKかと思います。
ただ、この使い方だったら片耳タイプでも良かったかなとは思いますが。
私は主に家でのWEB会議目的で、カナル型を長時間つけていると耳が疲れて痛くなってしまうので骨伝導イヤホンで良かったかなと思います。
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