ASUS Zenfone 10がようやく届きましたのでXperia5Ⅳと比較しながら簡単にレビューしていきたいと思います。
ASUS Zenfone 10とXperia5Ⅳの比較
▶スペック比較
ASUS Zenfone 10とXperia5Ⅳの主な違い
・画面サイズは6.1インチのXperia5Ⅳの方が縦に大きい
・CPUはZenfone10は現行最新のQualcomm Snapdragon8 Gen 2+GPU Adreno 740を搭載している
・SDカードスロットの有無(Zenfone 10はSDなし)
・Xperia5Ⅳのメモリ8GB/ストレージ128GB/256GBに対してZenfone10は8GB/16GB、ストレージは512GBが選択可能
・電池容量も5000mAh-4300mAhと差があります。
これくらいでしょうか。
▶写真で比較
サイズ感はXperia5Ⅳに比べ、縦に約1cm小さいです。
背面はXperia5Ⅳはガラス素材だったと思いますが光沢感があります。一方Zenfone10はザラッとしたマットな質感です。
指紋認証も兼ねた電源スイッチとボリュームキーの位置はほぼ同じ
Xperia5ⅣにはあるシャッタースイッチはZenfone 10にはありません。
イヤホンジャックもほぼ同じ場所に搭載されています。
▶画面の表示 Yahoo!のトップで比較
Zenfone 10は覗き見防止の保護フィルムを貼ってしまったので少し黄色く映ってしまっていますがご容赦ください。
同じYAHOO!のトップ画面をchromeで表示してみた比較ですが、縦長画面のXperia5Ⅳの方が表示される領域は広いですね。ニュース1つ分くらい余分に表示できる広さがあります。
またZenfone 10は画面の左上にインカメラがあるので少し違和感があります。
仕事の連絡用としてサブ機運用しているiPhoneSE(第2世代)とも比較しました。
さすがに4.7インチのiPhoneSEと比べると大きさの違いは歴然。
5.9インチのZenfone10はニュース3つ分余分に表示することができます。
▶カメラ機能 写真で比較
Zenfone10、Xperia5Ⅳ共に特に設定は弄らずカメラを立ち上げたデフォルト状態で適当な写真を数枚とってみましたが、素人目で綺麗に撮れているのはXperia5Ⅳでした。
Zenfone10の写真 サボテン
Xperia5Ⅳの写真 サボテン
Zenfone10の写真 Dead by Daylightのトーテムライトと発電機
Xperia5Ⅳの写真 Dead by Daylightのトーテムライトと発電機
ベンチマーク結果
▶Zenfone 10-ANTUTU
スコアは150万点弱。さすが最新のSnapdragon 8 Gen 2にAdreno 740といったところでしょうか。
トータルスコア1498704 CPU359412 GPU601759
▶Zenfone 10-geekbench
シングル1944 マルチコア5134 GPU9013
▶Xperia5Ⅳ-ANTUTU
参考までにXperia5Ⅳでも測ってみましたがスコアは約106万点
なおこの数値が出るまでに相当苦労しまして、再起動させたあとファンを当てて計測してようやく最高値が出せました。
発熱の影響なのか?思ったより伸びなかったスコア
60万点台という結果もあり、環境によって左右されそうです。
▶Xperia5Ⅳ-geekbench
▶ベンチ比較結果
表のような結果となりました。
Snapdragon8 Gen 2+GPU Adreno 740とSnapdragon8 Gen 1+GPU Adreno 730の差はGPUの差がかなり大きいですね。
ASUS Zenfone 10の良かった点・気になるところ
ASUS Zenfone 10に機種変更をしてみて、、
▶良かったところ
・今のところXperia5Ⅳで頻発していた酷いタスクキルは起きていない
→少なくともゲーム中少しLINE見ただけでゲームがタイトルに戻ってしまうようなタスクキルは起きていません。これが嫌で機種変更をしたのでタスクキルが起こらないことが私にとっては一番です。
・独自機能の背面タップが便利
→背面2回タップでスクリーンショット、3回タップでカメラ起動が割と便利です。
設定→Zenfoneヒント→背面タップの画面で設定ができます。
ダブルタップ、トリプルタップでそれぞれ「スクリーンショット」「カメラ起動」「懐中電灯」「ボイスレコーダー」などなど好みで設定可能です。
・PD充電器もあり付属品が充実
最近のスマホは本体だけで販売しているものも多いですがZenfone10はPD充電器にPD用の充電ケーブル、背面用の純正のケースも付属しています。
ケースは好みもあるので手帳型に変えたりする人も多いと思いますが、充電器が付いているのはありがたいです。
なおPD30Wの充電に対応。充電速度を測ってみましたが目視で26Wまで確認できました。(うまく撮れず写真は20.9Wです・・)
・心配だったカメラ機能は問題なさそう
ASUS Zenfone10はZenfone9に比べカメラの機能が少し落ちているのではと言われていましたが、少し使った感じでは特に不便は感じません。
私の使用用途からいくとカメラはせいぜいメモ程度か、日々ポイントを貯めるためQRを読み込んだりとか、コンビニ払い用紙のPayPayで払うためにバーコード読込をしたりといったことは普段通り使えましたのでホッとしました。
▶少し気になるところ
・電池もちが悪い気がする(体感です)
→これはXperia5Ⅳ5000mAhと Zenfone10 4300mAhの差がある分やむを得ないかなと思いました。
・指紋認証で画面ロック解除したときのバイブ
→Xperia5Ⅳは小さくバイブレーションの揺れがありましたので画面が開いたことが感覚で分かりますが、Zenfone10は反応がないのでわかりにくいです。
これも慣れかな。設定で解決できないか探してみます。
・カメラシャッターボタンの有無
→Xperia5Ⅳではシャッターボタン長押しでカメラ起動にしていましたので、物理キーでカメラが起動できないのは少し不便。ただ先にも書きましたが、Zenfone10には背面タップ3回でカメラ起動の機能があるのでその機能に慣れれば問題ないかなと思っています。
まとめ
これまでキャリアのスマホばかりでSIMフリー端末は初の購入でしたが、ahamo契約のドコモSIMは問題なく認証。当たり前ですがドコモのアプリ(dカード、MYdocomoなど)も動作します。
eSIM対応ではないですが2枚の物理SIMが入るので通話用、通信用でSIMをわけることもできます。
ついにtypeCを搭載したiPhone15も本音を言うと気になっていましたが、Zenfone10は発売直後にも関わらずヤフーショップでの還元がとにかく大きく、ハイエンドのスマホで実質8万円台前半(8GB/128GBモデル)~9万円弱(8GB 256GBモデル)という安価な価格設定であることもありがたかったです。
持った感じもボタンレイアウト、サイズ感とも違和感なく使えており、指紋認証の精度もXperia5Ⅳと同等で高い認識レベルでノーストレス。タスクキルも今のところなし!
Xperia5に慣れた操作感からなるべく違和感なく使いたいという私の希望が今のところ叶っています。これで指紋認証が微妙、、となるとまた買い換えたくなる病が出てしまうところでした。
今度こそ不具合なく長く使っていける機種でありますように、、