今までのスポットクーラーナカトミ MAC-10は防音室内を頑張って冷やしてくれていますが、前回は5月実験。確かな冷房効果はあったのですが、夏が近づき暑くなってきて室温が30℃が超えることも出てきたこの時期。
MAC-10は直で風が当たるので涼しいのですが、室温が下がるのに時間がかかり、1時間以上回しても室温からマイナス1~1.5℃が頭打ちになってきました。 これ以上暑くなると厳しいかなと・・
スポットクーラーの冷房能力について
ここで改めてスポットクーラーの冷房能力について考えてみました。
DIYで作る防音室や個室は部屋の広さ、高さは自由に設計して作ることになります。
天井の高さも普通の部屋の基準では難しいので、畳数だけでも判断がしにくいと思います。
そのため今回は、部屋の体積を基準にして冷房能力を考えていきたいと思います。
私の防音室 約2畳(130*140*120cm)体積:約2.2m3(2184L)
一般的な6畳間 江戸間・・・261*352 高さ240 体積:約22m3 (22049L)
体積でいうと1/10なのに冷房能力が1/5のナカトミ MAC-10では十分に冷えません。
実際に購入して、設置してみないとわからなかったことですが、おそらく
・そもそもの冷やす能力が低すぎるのでは
・0.43kWのスポットクーラーでは、気温が30℃になると室温マイナス1~1.5℃あたりが限界(私の防音室だと、という事です)
という結論が出たため、冷房能力が高いモデルへ買い替えを検討しました。
スポットクーラーの機種検討
いろいろな機種を見ましたが・・・今のスポットクーラーの主流が2.2kW。
この2.2kWというのが一般的な壁掛けエアコンの6畳用となるのですが、このナカトミ MAC-10が異端児で、冷房能力が0.43kW。それを超えるともう2.0~2.2kWと6畳用エアコンと同等のパワーの製品ばかり。
そりゃそうだ。そもそもの需要が私のような2畳程度の防音室を冷やすのではなく、エアコンが設置できない6畳部屋や納屋を冷やす目的がほとんどなんだから。
そんなこんなで、6畳用かつ今のMAC-10と横幅奥行きがほぼ同サイズ、高さが高くなるだけのmaxzen JCF-MX601を悩みましたが、、
おそらく今の部屋で2.2kW(MAC-10の約5倍!)のパワーは流石に過剰だと思います。(消費電力も200W→800W超になります)
もう少し小さなモデルを探しましたが、本当に少ないんです。
間を取って1.2kWくらい。理想を言えば1.2~1.5Kwくらいの冷房能力があれば、、
でも見つけました。今の約2倍の性能、0.9kWの冷房能力を持ったスポットクーラー「IFUDO IFD-841」を。
今のモデルと検討した3機種をざっくりと機能比較してみます。
IFUDO IFD-841はAmazonのレビュー評価も全然ないですし、品質も不安でしたが、、MAC-10に比べると0.9kWと約倍の冷却能力があり、狭い防音室を冷やしていくには十分の性能があるだろうと思います。
そしてリモコン付き、タイマーも付いて温度設定もできるという、そして設定温度になると自動で送風に切り替わる・・
今までのMAC-10はアナログにスイッチを付けるか消すかだけだったことを考えるとかなり高機能な製品のようです。
ということで「IFUDO IFD-841」をポチりました。
レビューはまた次回へ。