5年前に新車で買った車についていたカーナビ、ホンダGathersの「VXM-195VFi」
CDやDVDが見れて、地デジ、SDカードに音楽も保存できて、、と一通りのことはできるのですが
今どきのナビか?といわれると少々時代遅れ。
動画を見るたびにDVDをわざわざ入れ替えるのも面倒だし、スマホでいつも見ているyoutubeの動画やAmazonプライムビデオを見たいんだけど、、
ということで、今回はちょい古い純正カーナビでyoutubeやアマプラを見るために試行錯誤したお話です。
- Gathersの「VXM-195VFi」の外部入力方法を探る
- CarPlay AI BoxというAndroid機が使えそう?
- CarPlay AI Boxが到着、早速開封
- CarPlay AI Boxを車に取り付け
Gathersの「VXM-195VFi」の外部入力方法を探る
HDMI入力は・・・
ナビの画面でyoutubeが見たいならHDMIでFire TV Stickを繋ぐのが一番手っ取り早いのですが、このGathersの「VXM-195VFi」というナビ、映像入力がありません。
オプションでHDMI、最悪RCAでも付けられないかネットで検索をかけてみましたが、残念ながらHDMI入力には非対応。
引用元:https://www.honda.co.jp/navi/pdf/kino/kino_vxm195VFi_1910.pdf
AUX接続コードがオプションにあったのでRCA入力はできそうかなと思いましたが、ディーラーに確認してもらったところAUX接続は音声のみ、オプションでも対応していないという回答で絶望。
車でファイヤースティックの視聴案は諦めました。
USB端子の活用
VXM-195VFiにはUSB端子が付いており、このポートはAppleCarPlayに対応しているとの事。
このUSB端子には普段動画や音楽が入っているフラッシュメモリを接続していてたまに再生するのですが、これも今どきではなく再生可能な解像度が低い・・・
仕様書をみても今どき最大解像度が1280×720かつ2GB以下という制限となっており、今どきのフルHDの動画は再生不可。ちょい古い動画しか再生ができません。
引用元:
なのでわざわざ解像度を落とすため動画編集ソフトでエンコードしなおしてフラッシュメモリに保存して観ていましたが、大変手間がかかるので使い勝手は悪いです。
仕様書に「AppleCarPlay」の文字発見
どうやらVXM-195VFiはAppleCarPlayに対応しており、iPhoneとUSB接続することができるようです。
手持ちのiPhoneを繋げば動画再生できる・・?
ちょっと明るい光が差してきたように思えます。
CarPlay AI BoxというAndroid機が使えそう?
CarPlayにはスマホを直接ナビに接続し、ナビ側でスマホのアプリを操作する方法と、CarPlay AI Boxなるものもあるようです。
今回はCarPlay AI Boxというものを調べて買ってみることにしました。
CarPlay AI BoxはAndroidを搭載していて、スマホとは独立して動作します。
単体で例えばyoutubeなど好きなアプリをインストールでき車で楽しめるという機器で、AppleCarPlay対応のナビとはUSBで接続します。通信は手持ちのスマホとCarPlay AI Boxをテザリングで繋いで使用するのが一般的なようです。
CarPlay AI Boxというのもピンキリで大体10,000円~50,000円ほどするモデルもあります。
正直動くかどうかも確信が持てず、VXM-195VFiとの動作確認のレビューも見つけることができなかったので調べた限り最安のこちらをポチりました。このモデルは10,000円を切ります。
CarPlay AI Boxが到着、早速開封
箱がまずめちゃくちゃ小さいです。
箱裏面にはスペックが載っています。
システム:android 11
CPU:Qualcomm 2290
RAM+ROM:2GB + 16GB
価格相応というか、最低限といったスペックです。
開封すると本体、マニュアル、USBケーブルが2本。
非常に簡素なパッケージングです。
CarPlay AI Boxを車に取り付け
VXM-195VFiのUSB端子に取り付けます。
CarPlay AI Boxへの給電もここから行います。
本体の大きさはUSBメモリを比較。思った以上に小さいです。
起動し、ナビのAudioモードをAppleCarPlayに切り替えると・・・
Androidのロゴが表示!
トップ画面はこんな感じです。
デフォルトではyoutube、Netflixなどがプリインストールされていました。
まずは無事、VXM-195VFiでCarPlay AI Boxを起動することができホッと一息しましたので今回はここまでとさせていただきます。
次回はスマホとのテザリング接続、実際にアプリを落としてみたりyoutubeを再生したりといった設定例を紹介していきたいと思います。