MSIマザー B550 GAMING PLUSに3枚目のM.2 SSDを追加して排他仕様に気づかず沼にハマった話

ゲーム用デスクトップのマザーボードMSI　B550GAMING　PLUSには OS用512GB、ゲームデータ用1TBの2枚のM.2 SSDを取り付けています。

そもそもこのマザーボードに交換した理由がM.2SSDの増設目的で、M.2スロットが2つあることが決め手でした。

そんな中、ゲームも増えていきデータの断捨離ができない私はどんどんSSDのデータが増えていき、、、

今回はそんなお話です。

きっかけはゲーミングノートのSSD交換

手始めに、デスクトップではなくゲーミングノート ASUS TUF Gaming A15のm.2 SSDを1TBから2TBに交換しました。

購入してすぐに1TBのSSDを追加したこのノートPCでしたが、この秋のセールで一気にゲームを買ってしまい容量が残り300GBを切りきつくなってきたこともあり、Amazonブラックフライデーセールで2TBのSSDを購入しました。

選んだのはWestern DigitalのBlueのタイプ。読み取り3500MB/秒と高速で、かつセールで2万円を切る価格。

Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵SSD 2TB WD Blue SN570 (読取り最大 3,500MB/秒) M.2-2280 NVMe WDS200T3B0C-EC 【国内正規代理店品】

いまのノートPCの構成はデスクトップと同じく、M.2　SSD 512GB OS用、1TBゲームデータ用の2枚のSSDですが増設はこれ以上無理なので、1TBを今回購入した2TBに差し替えます。

データの移行用にこのような外付けケースも買ったみたのですが、初期不良なのかうまく認識できず

中に入っているのはゲームデータだけなのでまたsteamからダウンロードすればいいので、（面倒になり）データの移行はせずにそのままSSDを入れ替えました。

このケースは別途、OS移行が必要な時に使おうと思っています。

USB M.2 SSD ケース M.2 to USBエンクロージャ、ポータブルM.2 SSDリーダー、NGFF M.2 SSD to USB3.0 外付けケース 合金製 軽量 小型 持ち運びやすい ドライブ ボックス WIN8以上対応 (B key SSDのみ）SSDハードディスクボックス外部エンクロージャケース

 ノート用のSSDのヒートシンクも改めて購入し、取り付けしました。

ラップトップ用M.2 2280mm SSD銅ヒートシンク (2個セット)

SSDを

Western Digital Blue SN570　WDS200T3B0C-EC 2TB

黄色の丸のところに取り付けていきます。

蓋開け、取り付け、蓋を閉める一連の作業は15分程度で完了です。

スピードもスペック通り出ています。

以前書いた記事通り、交換作業は簡単でした。

gadgetpcgame.net

取り外した1TBのSSDをデスクトップに移植

ノートから取り外した1TBのM.2 SSDはデスクトップへ移植します。

マザーボードにPCIEの端子が余っていたのでここに取り付ければいいかとPCIeの変換アダプターを購入。ヒートシンクも付いて1,000円を切っておりお買い得。

GLOTRENDS M.2 PCIe NVMe 4.0/3.0 変換アダプター、M.2ヒートシンク（3mm厚み）付き、M.2用 PCI-express 4.0/3.0 x4変換ボード、M.2 スロット、M.2 PCIE SSD（NVMeとAHCI）、PCI-E GEN4フルスピード、デスクトップPC用インストール（PA09-HS）

届いたので早速取り付けます。

余ったSSD　Crucial  （CT1000P1）

基板に取り付け、ヒートシンクを固定。

最下段のPCIe端子に取り付けるつもりでしたが、サイズが合わず

マザーボードの黄色で囲んだ端子にしかつけられませんでした。

まさかの認識せず

取り付けましたが、、、認識しない。

え、故障？基盤側、SSD側？再起動したりBIOSをみてもそれらしき項目はなし。

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結論から言ってしまうとマザーボード MSI B550 GAMING PLUSの仕様によるものでした。

マニュアルを見ると、M.2のスロットにSSDを取り付けた場合、PCIeの3番目の端子と排他となってどちらかしか認識ができないとのこと。

既にM.2スロットには1TBのSSDが取り付けられているので取り外すのは不可です。

どうやら最下段のPCIE端子に取り付ければ認識するようなので、、

改めてサイズの合うM.2 PCIe変換アダプターを購入、、取り付けなおしたのでした。。。

GLOTRENDS M.2 PCIe X1変換アダプターカード、M.2 PCIe 4.0/3.0/2.0 SSD (NVMe/AHCI Key M)用M.2ネジ付き、M.2 SSD 拡張カード、PCIe X1/X4/X8/X16 レーンに対応、PCIe X1帯域幅だけ (PA09-X1)

よく見ると少しサイズが違う。

何にも考えずに買った末路が買いなおしです。

無事認識、速度計測

最下段のPCIeに取り付け、無事認識。

認識はしたもののBitLockerで暗号化されているためそのままデータの読出しはできませんでした。

幸い救わなければいけないデータはないので領域削除してフォーマットして使います。

旧PCからデータをそのまま使いたい場合こちらのURLからMicrosoftのアカウントでログインすることで

該当のSSD（HDD）のBitLocker回復キーが確認できます。

（旧PCのMicrosoftアカウントでログインが必要です）

http:// https://account.microsoft.com/devices/recoverykey 

BitLocker回復キー

スピードは少々遅めです。

ゲームのデータ入れておくだけなので問題ありません。当たり前ですかSATAのSSDよりは高速です。

ASUS TUF Gaming A15に直付けしていた時のスピード　

Crucial  （CT1000P1）の本来のスピードが出ています。

結局今回のAmazonのブラックフライデーのセールで購入して安く済んだなと喜んでいましたが

M.2のUSBケースはうまく認識せず、M.2 PCIe 4.0/3.0 変換アダプターはこのマザーでは使い道がありませんので無駄になりました。うーん、、差額を考えてもセール前よりは安く買えているからよしとしても

自分の環境、マザーの仕様をよく理解していないと今回のように無駄な買い物となるなぁといい勉強になったというお話でした。