RTX2060を約1年使いましたが、グラフィックボードを買い替えました。
今回購入したものはGeForce RTX 3060ti。
MSIのゲーミングモデル(MSI GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LHR)にしました。
なぜ買い替えたのかと言われると、、、現金な話ですがRTX2060が想像以上に高価(購入時より1万円近く高額で売却できました)に売却できたこと。
仮想通貨、マイニングの制限がかかっていないモデルだったということもあり、一部で需要があったのでしょうか。詳しくはわかりませんが高値で売れるうちに買い換えようと思い立ったのでした。
現状でもRTX2060は新品で購入できますが、Amazonで6万円台。昨年私は3万円台で購入したことを考えると非常に高価です。。
発売当初のRTX3060tiは5万円台で購入できましたが、グラフィックボード自体の値上がりが顕著で、現在購入しようとするとマイニング制限がかけられているLHRモデルで安くて6万円台(8月下旬はかなり安く購入できるチャンスでした)通常だと8万円を超えてきます。
毎日のように販売価格とにらめっこして、私自身が納得がいく価格帯となったため購入を決断しました。
大きさ比較と組み付け
RTX2060と比べると・・・でかい!
カード長さは27.69cm。RTX2060が20.5cmだったので並べてみてもずいぶん大きいです。
私のケースANTEC DF600 FLUXだとまだまだ余裕がありますが、ケースによっては取り付けが不可能となるかもしれません。
そして、電源もRTX2060が8pinのみだったのに対して、今回の3060tiは8Pin x1+6Pin x1が必要。
消費電力も160W→220Wにアップしました。
同じMSIだと、RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8Gのモデルであれば、電源は8pinとなり消費電力も200W。そしてカードサイズも23cm程とコンパクトになります。
ベンチマーク
定番のFireStrike
参考までにRTX2060
当たり前ですが世代も変わり、上位機種なのでグラフィックのスコアが18484→27726と大幅にアップしました。約1.5倍の性能になります。
ゲーム時の負荷
描写能力は上がったものの、何が変わったかと言われると
ゲームをやっているときのGPU温度が随分下がりました。
以下私の現環境です。
CPU:Ryzen7 3700X
マザーボード:MSI MPG B550 GAMING PLUS
GPU:MSI GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LHR
メモリ:16GB
モニタ:AOC C24G2/11 (23.6インチ/フルHD/VA/曲面/165Hz)
RTX2060 デッドバイデイライト(DBD/Dead by Daylight)プレイ中
GPU温度68%~ くらい
チェイス中など負荷がかかると、、
GPU温度は70℃、使用率70%超えてファンは最大回転です。
RTX3060ti DBDプレイ中
チュートリアルで走り回ってみたり、発電機を回してみましたが温度は50℃もいかず
GUPU使用率は40%を切り、ファンも緩やかに回っています。
描写の処理能力が大幅に向上したおかげで、余裕で回せている印象。
そしてとても静かです。
ファンもクーラーも大きさがぜんぜん違うので冷えて当然なのかもしれませんが、ここまで違うのかと驚きました。
フォートナイトでレイトレーシングをON、DLSSを品質(最高設定)にして設定しましたが
たしかにめちゃくちゃ画質はきれいですが、60FPSにもたどり着かず。
3060tiでは最高画質での描写はできてもフレームレートが60を切るようだとちょっと遊ぶにはもの足りません。
レイトレーシングをオフにしてDLSSを品質(最高)にしてみた結果
これだと165FPSに張り付きはしないものの、十分遊べる結果となりました。
PC全体の消費電力
PC起動、常駐ソフトのみ 90-110W前後(2060時→約73W~80W)
フォートナイト
ロビー画面 160W前後(2060時→約195~210W)
クリエイティブ ハブ 190W~200W前後
バトルロイヤル ソロ 180~240W前後
デッドバイデイライト
サバイバー待機画面 180W前後(約215~220W)
サバイバーマッチ中 180W前後
とゲーム中も殆ど変わらない結果に。
(チュートリアルのBOT戦で計測 ステージによって変化すると思います)
FireStrike 350W程度 (2060時→約245~285W)
最大の消費電力はアップしたものの、ゲームによっては消費電力が下がっているという結果が出ました。
以上、簡単ですがGeForce RTX 3060 Tiのレビューとなります。
追記
3060tiを取り付けたあと、NVIDIA RTX Voiceが正常に動作しなくなりました。
私の環境に依存している問題かもしれないので、全ての環境で起こりうる問題かどうかは不明ですが、RTX Voiceをアンインストールして、後継ソフトのNvidia Broadcastをインストール、設定し直すことで解決しています。
Nvidia Broadcastの設定等については、別途記事にする予定です。
おわりに
購入してよかったかと言われれば、性能は文句なし、期待通りだったので私的には全然ありの選択でした。
ただ、現状に不満がないなら正直「今は時期が悪い」と思います。
いつ買い時が来るのかはわかりませんが・・・・
ただ、私のように今手持ちのグラフィックボードが高価で下取りに出せるのであれば追い金で買い換えるという選択肢もありではないかと。