防音室の壁の１面をロックウールボードに変更してみた
ということで前回の記事で書きましたが、防音室内の壁１面のみですがロックウールに変更してみます。
ロックウールって？
改めてロックウールとは、断熱材や吸音材としても使われている素材です。
ロックウールあるいは岩綿とは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維である。建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられている。耐火性にも優れている Wikipediaより引用
DIYでの自作防音室では吸音材としてロックウールやグラスウール、私が今使用しているウレタンなどが使われることが多いようです。
また、密度や厚みなどによるので一概には言えませんがロックウールはグラスウールに比べると低音域の吸音を得意としているようです。
今回使用した素材
今回使った素材は
・ロックウール ニチアス 「MGボード 080」密度80K／厚さ50×605×910mm
Amazonなどのネット通販ではロックウールは軒並み高いです。恐らく配送料の問題だと思います。
近所に大型のホームセンターがある方は、そちらを探したほうが安価に入手できると思います。私はホームセンターコーナンで購入しました。
1枚700円程度でバラ売りしており、これを4枚購入。
運ぶ時ボロボロとロックウールが取れてきて車が汚れるので、事前に100均一で900*600が入るビニール袋を購入してその中に入れて運びました。
更にロックウールは本来、家を建てるときに壁の中に埋め込んだりする建材です。
そのままで防音室の壁にむき出しで使うのは良くないので、板全体を覆うためのガラスクロスと、ガラスクロスを貼り付けるスプレーボンドも購入しました。
ロックウールボードの加工
購入してきたロックウールボード。
ボードを抱えたりすると繊維が服に刺さってしまう上に素手で触るとチクチクするので要注意。
メガネ、マスク、軍手、長袖長ズボンで防御してから取り扱ったほうがよさそうです。
柔らかい素材なのでカットはカッターで簡単にできます。任意のサイズにカットしていきます。
今回は幅140cm、高さ120cmの壁に貼り付けるので横だけ約70cmになるようにカットしていきます。
ガラスクロスをスプレーのりで貼り付けて・・完成。
作業に夢中で途中をすっ飛ばしてしまう、、私の悪い癖です。
なお、今回のロックウールに関する作業と使用した道具は防音材を取り扱っているピアリビングさんの動画を参考にさせていただきました。
ということで、4枚のロックウールボードが完成したので、壁のウレタン吸音材を全て剥がして、、
壁にはめ込んでいきます。壁には押し込めただけで固定されました。
サイズはピッタリ！
完成です。
壁には既にダイケンの遮音シートが貼り付けてあるので今回はロックウールの板を取り付けたのみで終了。厚みが2.5cmから5cmに。かつ不明だった吸音材の密度は80Kになりました。
このうえにスポンジの吸音材を貼っていくのもいいかもしれません。
ついでに端材を買ってきて、天井のプラ段部分をベニヤ板（90*60cm）での補強も施しました。
プラ段→ベニヤ板→遮音シート→吸音材という形で、プラ段と遮音シートにベニヤ板を挟んでタッカーで止めただけです。若干遮音効果があればいいかな？程度の期待です。
効果検証
この段階で防音効果の検証も引き続き行ってみましたが・・・
防音室を締め、防音室のドアの前で計測
前回計測時と同じ動画（男性のゲーム実況）を使い計測してみると3回計測して40.1 42.2 43.2dbと効果は出ている模様です。
※流石に5db下がることは無いだろうということで、念の為3回計測もう少し検証が必要かな？
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引き続き、ロックウールを貼る壁を増やしていくのか、天井扉部分の吸音材の見直しを行っていこうと考えています。
