Dead by Daylight(DBD)をフレンドさんとボイチャしながらやっていたときのこと。
防音室内は暑いので小型の扇風機を回していたのですが、「風の音がマイクに入ってうるさい」とやんわりと言われてしまいました。
私が使っているヘッドセット「Logicool G533」は指向性かつノイズキャンセリングマイクを謳っていますが、扇風機の風切り音は容赦なく相手に届いているようです。
ごめんなさい・・DBDってキラーの心音やスキルチェックに足音吐息・・とにかく音が重要なゲームなのに本当にごめんなさい。。
ということで、快適にゲームを楽しむため、今回はマイクに乗るノイズを消してくれるというソフト NVIDIA RTX Voiceの効果を試していくことにします。
- どれくらいうるさかったのか
- RTX Voiceを設定していく
- RTX Voiceの効果は?更に他の音でも実験
- GeForce GTXでもRTX Voiceは使える
- RTX VoiceはGPUパワーを使う・・負荷はどれくらい?
どれくらいうるさかったのか
ゲームに支障が出るくらいのノイズってどれくらいうるさいんだろう。
扇風機とヘッドセットをこのように設置して自分でも体験してみることにしました。
サウンドの設定で「録音」→マイクを右クリック「聴く」→「このデバイスを聴く」 にチェックを入れることで実際にいまマイクに入っている音をそのままヘッドホンに流すことができますので、扇風機を当てて確認してみると・・・
風切り音凄い!!
そりゃクレームくるわけだ(笑)
ということでノイズ対策でRTX Voiceを設定してみることにします。
RTX Voiceを設定していく
インストール後の初期設定
ダウンロードはNVIDIA公式から。
インストール方法はリンク先に記載されていますが、特に躓くこと無く直感でできると思います。インストールが終わるとタスクバーにRTX Voiceのアイコンが常駐します。
それでは、インストール完了後の設定について紹介していきます。
タスクバーを右クリックで NVIDIA RTX Voiceを開き
使用しているマイクデバイスを選択して、ノイズ除去レベルを設定。
赤丸部分にチェックを入れることでRTXVoiceは有効に。チェックを外せば無効になります。
設定後は右上☓で閉じればOKです。
RTX Voiceを設定することで、仮想マイクデバイスがOS上に現れます。
Windows10の設定→サウンド からで使用する入力デバイス「NVIDIA RTX Voice」を選択します。
OS側の設定はこれだけです。
あとは、使用するアプリ側のマイクデバイスを「NVIDIA RTX Voice」に切り替える必要があります。
各アプリでの設定例
私が使っているいくつかのアプリでの設定例を紹介します。
Teams
赤で囲った 「・・・」 をクリック → デバイスの設定 → マイク から「NVIDIA RTX Voice」を選択する。
この場合「マイク(Realtek Audio)」を選んでしまうとRTX Voiceは有効になりません。
Steam
フレンド→フレンドリストを表示→設定→フレンドリスト設定を管理→
→ボイス 音声入力デバイスで「NVIDIA RTX Voice」を選択
これで「NVIDIA RTX Voice」の設定は完了。
実際に使用するマイクはそのままでがマイクのノイズを除去してくれるようになりました。
RTX Voiceの効果は?更に他の音でも実験
気になる効果は???
RTX VoiceをONにするとノイズ激減!!
先程の音と比べるとほとんど気にならなくなるレベルまで風切り音が消えていることがわかると思います。
実際に遊んでいるフレンドさんにも確認してもらいましたが、静かになった!!何したの?と驚かれました。
せっかくなのでいろいろな音で実験してみました。
・思い切り息を吹きかけてみた
・スナック菓子の袋を開けたりスーパーの袋をガサガサしてみた
・スナック菓子を大げさにボリボリ噛み砕いてみた
これらは通常マイクだと相手に丸聞こえでしたが、RTX VoiceをONにすることでほとんど聞こえなくなりました。
割と不快な音なので音をアップするのは控えておきます(笑)
この実験の際に、1つRTX Voiceの弱点というか、デメリットを発見しました。
・ヒソヒソ声やボソボソ話すと聞こえなくなる
ヒソヒソ声、ボソボソ声は通常マイクだとよく聞こえますが、RTX VoiceONだと相手にほとんど届きません。どうやらノイズ扱いになっているようです。
夜中静かにボイスチャットをしたい時、、ヒソヒソボソボソ話していると相手に聞こえていないかもしれませんのでご注意を。。
※なお、この実験はSteamのボイス→ 「マイクのテストを開始」の機能を使いました。
マイクのテストをONにするとマイクに入った声がスピーカーから聞こえてきます。
そのままRTX Voiceのノイズ除去のレベル変更をすることもできるので、本当にノイズが消えているのかを試すにはちょうどよかったです。
GeForce GTXでもRTX Voiceは使える
今回の実験環境はゲーミング用のデスクトップPCのグラフィックボード GeForce RTX2060で確認しました。
RTXVoiceは当初GeForce2000番台移行RXシリーズしか使えなかったようですが、
最新のバージョンでは900番台や1000番台GTXシリーズでも使用できます。
私のノートPC、MSI PS42(GTX1050MaxQ)でもインストールして先程と同じ実験を試して使用可能なことを確認できました。
ただし、NVIDIAのグラフィックボード搭載が前提で、オンボード(Intel HD GraphicsやAMD Radeon VEGAなど)やRadeonのグラボではRTX Voiceは使用できませんのでご注意ください。
RTX VoiceはGPUパワーを使う・・負荷はどれくらい?
RTXVoiceはグラフィックボードの処理能力を利用してノイズを低減します。ONにすることでGPUパワーを使うことになりますが、どれくらいの負荷がかかっているのか確認してみました。
RTX2060の場合
OS起動後、常駐ソフトのみの立ち上げの状態でRTXVoiceをONにすると、GPUの周波数は435Mhz→1365Mhzに上がりました。
そのまましばらく放置した結果、周波数は変わらず1365Mhzのままで、GPU使用率は約13%前後となっています。
GTX1050 Max-Q
こちらは139Mhz→1000Mhzまで上がりました。使用率は17%前後。
GPU温度は33℃→51℃にあがりますので、それなりに負荷がかかっている様子。
GTX1050の処理能力だと特にゲームの最中はFPSの低下など、描写に影響が出てくるかも知れません。
RTX2060環境だと、私が主に遊んでいるフォートナイト、Dead by Daylightでは体感で処理速度の低下は感じられませんでしたが、RTX VoiceがONになっているとマイクの使用有無に関わらずGPUに負荷がかかるようなので、マイクを使わないときはRTX VoiceはOFFにしておいたほうが良いと思います。
なお、RTX VoiceをOFFにするには画像の丸のチェックを外し、右上の☓で閉じればOKです。
ということで、RTX Voiceはタイトル通り効果てきめんでした!
NVIDIAのグラフィック搭載が前提ではありますが、ボイスチャットをやる方、ZoomやTeams飲み会などでマイクを使用される方に文句無しでおすすめできるソフトです!
追記:現在NVIDIA RTX Voiceはダウンロードは可能ですが開発を終了し、Nvidia BroadcastというソフトにRTX Voiceの機能を盛り込んだ上でリリースされています。
Nvidia BroadcastはRTX Voice同様にNvidiaのグラフィックボード環境であればノイズキャンセル機能が使用できる無料ソフトとなります。