SOLOとDF600 FLUXとの温度比較
静音特化のAntec SOLOとエアフロー特化のDF600 FLUX、全く性質の異なるこの2つのケースで果たしてCPU,GPU温度は変わってくるのか?
検証してみました。
AntecSOLOでの温度計測結果
AntecSOLOはフロントに9センチファン2つ、リアにはケース純正の12センチファンが1つ取り付けてあります。静音性に特化してケース内も狭いですが、フロントファンを追加し、最低限のエアフローは確保できていると思います。 リアファンはミドル設定1600rpmで計測。
フォートナイト ロビー画面
GPU 60℃ CPU 47℃
フォートナイト・バトルロイヤルをリプレイ録画して最大になった時
GPU 70℃ CPU 53℃
Dead by Daylight(DBD) メニュー画面
GPU 66℃ CPU 43℃
DBDをリプレイ録画をして最大になった時(サバイバーでプレイ)
GPU 66℃ CPU 47℃
冬のこの時期、ゲーム中は65℃~最高でも70℃といったところでした。
ちなみに防音室内にPCケースを置いていた時、最高に熱くなった瞬間は
GPU 83℃ CPU 63℃ でした。この時は室内も35℃超えでした・・・
真夏の一番熱いときに冷房をつけずにプレイするとここまで達してしまうのでしょうか。
DF600 FLUXでの温度計測結果
同じようなシチュエーションで計測してみます。
DF600 FLUXは純正ファン(フロント3台 リア1台 GPU用の内部ファン1台の計5台)
フォートナイト ロビー画面
AntecSOLO →GPU 60℃ CPU 47℃
DF600 FLUX →GPU 58℃ CPU 47~53℃ ・・その後60℃まで上がることを確認
フォートナイト・バトルロイヤルをリプレイ録画して最大になった時
AntecSOLO →GPU 70℃ CPU 53℃
DF600 FLUX →GPU 68℃ CPU 55℃ (写真は67℃)
Dead by Daylight(DBD) メニュー画面
AntecSOLO →GPU 66℃ CPU 43℃
DF600 FLUX →GPU 65℃ CPU 42℃
DBDをリプレイ録画をして最大になった時(サバイバーでプレイ)
AntecSOLO →GPU 66℃ CPU 47℃
DF600 FLUX →GPU 66℃ CPU 50℃
結果まとめ
SOLOと比べてもほぼ誤差の範囲内。殆ど変わらないという結果となりました。
思ったほど下がらなかったというのが正直な感想です。
温度が上がりきるほどの負荷がかかってないのかもしれませんが、思った以上にSOLOが優秀だったのかも。
体感ですが、違うのが温度MAXまでの到達時間。DF600 FLUXは最初の温度が低くてゆっくりと最大温度に近づきますが、SOLOの場合はすぐに最大温度近くでうろうろします。
室温が全く一緒ではないこと、ゲームもステージなどにより負荷は変動すると思いますのでベンチソフトなどで同じ環境下で測っておくべきだったかもしれません。。
追記:DF600 FLUXは販売が終了しており、現在は後継となる「DF700 FLUX」に置き換わっているようです。
若干デザインが異なるようですが、基本の仕様やファンの構成に大きな違いはありません。