前回記事で外装を紹介しましたので、今回はAntecSOLOからマザーボード他を外していき、DF600 FLUXに組み付けていきます。
パーツの組付け
電源をAntecNE750Gに交換
ケース交換するにあたって、今回は電源も交換しました。
玄人志向 KRPW-BK550W/85 550Wから定番のAntec NE750のGOLDに。
電源のレビュー、消費電力の比較はまた別記事で紹介します。
早速取り付けます。
マザーボードの移設
SOLOからマザーボードを取り外します。もっとホコリまみれかと思いましが意外と綺麗でした。
そのままDF600 FLUXに取り付けます。
裏面から見た様子。
SSDの取付け
SOLO時代にはなかった、2.5インチSSD用のベイも複数用意されているので、マザーボード裏に2台のSSDを取り付けました。
ちなみにSOLOのときはマジックテープでSSDを止めていました。。
ケース内・逆回転ファン取り付け
付属の逆回転ファン12センチを取り付けていきます。
右側面から吸気して、グラフィックボードに風が当たるようになっています。
ファンコントローラーの接続
下に伸びているケーブルとS-ATA電源を接続するとファン及びLEDに給電されます。
マザーボードにこの端子を取り付ければ、マザーボード側でLEDの制御ができるのですが・・・
残念ながら私のマザーボードASUSのTUF B450-PLUS GAMING には4ピンのSMD5050の端子しかなく、取り付けられませんでした。
ただこの端子を接続しなくてもLEDはケース側スイッチで制御可能です。
押すごとに、色、イルミのパターンが変わっていきます。パターンが多すぎてどこで1周したのかわからなくなりそうなくらいです。
なお、長押しでLEDは消せます。
組み込み終了!
ということで組み込み、配線が終わりました。
はみ出した配線もある程度隠したので起動テスト。問題なく起動できることを確認しました!
LEDもちゃんと光りました。
付属ファンの回転数
仕様が書かれていないので付属ファンの回転数を調べてみました。
このケースの純正ファンはPWM制御ではないので繋げると常に最大回転で回り続けます。
そこでケースのファン用HUBではなく、マザーボードのファン端子にそれぞれ繋げたところ、大体の最大回転数がわかりました。
フロントファン 1356+-4 RPM
逆回転ファン 1258+-8 RPM
ANTEC DF600 FLUXの不満点
5インチベイがない
実は5インチベイを搭載した同じエアフローのコンセプトのAntec DP502 FLUXというケースもあったのですが、価格が11,000円ほどとDF600に比べ高価な事とデザインがどうにもしっくりこず、5インチベイは諦めました。
実際DVDを使う時はノートPCにポータブルのDVDドライブを繋いでいますので、特に支障はありませんが。
明らかに音が大きい
ファンがフロントに3つ、背面に1つ、ケース内に1つ。
そして天面はメッシュで通気性は抜群。当たり前ですが窒息ケースのSOLOに比べて音は大きくなりました。判っていて買っているので構いませんが、思った以上に大きな音です。
ただ防音室内に籠もっていれば聞こえませんし、寝る時はデスクトップPCの電源は落とすので支障はないと思っています。
(動画のエンコードで放ったらかしにしているときに寝られるか、は今後実験してみます。)
ファンコントローラーが・・・
ケースファンは5個ありますが、PWM非対応の3ピンのファンです。
残念ながらファンを繋ぐコントローラーでは回転数の制御はできないのがネック。
マザーボードのファン端子に接続したところ、コントロールができることが判ったので分岐ケーブルを購入し、回転数の制御を今後やっていきたいと思います。
DF600 FLUX まとめ
今回、ケースDF600 FLUXと電源(NE750G)を一緒に買い替えましたが、今後より性能の良い大型グラフィックボードを導入したり、水冷をやってみたり、、と今時のケースに替えたことでSOLOでは厳しかった色々やれる幅が広がりそうです。
また、裏配線のスペースが十分確保されているのでケーブルの取り回しがとてもやりやすかったのが好印象。SOLOは裏配線のスペースは激狭でしたので余計に配線のやりやすさを感じました。
そしていかにもゲーミングマシン!な見た目がカッコいい!
先代AntecSOLOの様に長年使っていけたらと思っています。
エアフローが良くなったことは間違いないので、今後、どれだけ温度が下がったのか?
など、また別記事で紹介していきたいと思います。
追記:DF600 FLUXは販売が終了しており、現在は後継となる「DF700 FLUX」に置き換わっているようです。
若干デザインが異なるようですが、基本の仕様やファンの構成に大きな違いはありません。